知って得する豆知識

<このページの主な内容>
(NEW)・豆知識13 トルク管理
    ・豆知識12 インナーケーブル  

    ・豆知識11 歩道の制限速度
    ・豆知識10 普通自転車
    ・豆知識9   パンクしないためのコツ
    ・豆知識8  ハンガーノック
    ・豆知識7  自転車のネジ
    ・豆知識6  真っ直ぐ走るのには、白線の上を走る練習をすればいいですよ。
    ・豆知識5  後輪を真っ直ぐ入れるには、サドルの上に体重をかけるといいですよ
    ・豆知識4  ディスクブレーキの時代
    ・豆知識3  タイヤの種類
    ・豆知識2 ダブルレバー

    ・豆知識1 FDのワイヤー調整方法(FD-R9100 FD-R8000 FD-R7000 FD5801)

(NEW) 豆知識13 トルク管理

自転車ネジのところでも説明しましたが、自転車に使われているネジは、規定トルクという基準が設けられています。一般に、小さいネジほど、トルクは小さく、大きいネジほど、トルクは高くなります。先日、スペシャライズドの「VENGE PRO DISC DI2」を組み上げた時のトルク値を紹介します。たぶん、他のメーカーの自転車でもそれ程変わらないかと思いますので、参考になさってください。ただし、カーボン製のハンドル、ステム、シートピラーなどを組み付けるときには、くれぐれも締めすぎに注意が必要です。

それと、六角レンチ及び、ドライバーなどを使用する時、心がけるべきことは、回す力よりも押す力を強くすることです。特に、小さいネジや錆びてしまったネジなどは、無理して回そうとすると、かなりの高い確率で、ネジ山をなめてしまいます。そういう時は、私は、「ベルハンマー」というかなり制度のいい潤滑剤を使用し、時間をおいてから試みます。

また、ネジに対して垂直に工具を使うことが基本ですので、回しずらいところは、角度を変えて回しやすい位置にしてからやることなどが失敗しないコツかもしれません。くれぐれも、無理して回らないネジを力任せにすると、失敗しますので、そんな時は、冷静に対処しましょう。

シートピラー(シートピラーをフレームにとめる) 4㎜六角 6.2Nm カーボンフレーム、カーボンピラーの場合、締めすぎ注意
リアエンド(リアエンドをフレームにとめる)  4㎜六角  4.5Nm
ヘッドパーツ(ステムを中側から広げる) 6㎜六角 9.0Nm
ステム横ネジ(ステムを外側から締める) 4㎜六角 5.1Nm カーボンコラムの場合、締めすぎ注意
ステム上ネジ(ヘッドのがたを無くし、スムーズに動かす) 4㎜六角 4.0Nm 締めすぎ注意
サドルレール(サドルをレールにとめる) 5㎜六角   13.5Nm カーボンレールの場合、締めすぎ注意
Aジャンクション(フレームにとめる) 2.5㎜六角 0.8Nm
ステム前(ハンドルにクランプする) 4㎜六角 5.1Nm カーボンハンドルの場合、締めすぎ注意
アクセサリークランプ(アクセサリーマウントとステムにとめる) 3㎜六角 2.7Nm 締めすぎ注意
ステム下(ブレーキホースとエレクトリックワイヤーをとめる) 3㎜六角 3.0Nm
クランク左(クランクが抜けないように締める) 5㎜六角  12~14Nm
ペダル(クランクにとめる、左は逆ネジ) 8㎜六角 35~55Nm 
スプロケット(フリーボディにとめる)専用工具 40Nm 
スルーアクスル(ホイールをフレームに固定する) 6㎜六角 22Nm
ローター(ホイールにローターを固定する) 専用工具 40Nm
デュアルコントロールレバー(ハンドルに固定する) 5㎜六角  6~8Nm カーボンハンドルの場合、締めすぎ注意
フロントディレーラー(フレームに固定する) 5㎜六角 5~7Nm
リアディレーラー(リアエンドに固定する) 5㎜六角 8~10Nm

ただし、カーボン製に関しては、製品の示す規定トルクを優先します。

自転車ネジに関しては、乗っていると緩んでくることもありますから、乗る前に確認するか、購入した専門店にて、定期的に必ず点検を受けるようにしましょう。
また、ステムに関しては、締める順番も大切になりますから、知識がない場合は、専門店に相談してみてください。



豆知識12 インナーケーブル

自転車のケーブル(ワイヤーとも言いますが)には、ブレーキとシフトの2種類のケーブルがあります。

そして、インナーケーブルがアウターケーブルの中を通ります。

下の2枚の写真をご覧ください。青い色をしたのが、アウターケーブルです。

よく見ると、太さが違うのが分かりますか?

太いのがブレーキ用アウターケーブル、細いのがシフト用アウターケーブルです。

3枚目の写真が、青いアウターケーブルの中を通っているインナーケーブルです。

上がブレーキテーブル、下がシフトケーブル 

同じく上がブレーキケーブル、下がシフトケーブル 

どちらが、ブレーキが利きやすいかと思いますか?

くしくも、意図的でないのですが、試してみる機会があったので報告します。下の方です。

上の方では、アウターケーブルが、曲がってハンドルの中に入っているため、アウターケーブルとインナーケーブルの中で、抵抗が大きくなったと考えられます

これは、「日泉ケーブル株式会社」というケーブル専門ならではのインナーケーブルです。シマノロード対応で、ブレーキ、シフトともあります。
お値段は、前後セット2本組で2160円。説明書に書いてある通り、かなり性能は高いと思います。 

RUKAさんのSWORKSで、試させてもらいました。この後、本人に感想を聞かせてもらいたいと思います。
もし、ブレーキやシフトの変更を考えておられるのでしたら、ぜひ、ご検討ください。
試してみる価値は大いにありそうです。

 

豆知識11 歩道の制限速度

自転車は軽車両なので、基本的に、車道の左側通行ですが、どうしても歩道を通らなければならないときがありますよね。

そこで、自転車が通ってもよい歩道でのスピードは、徐行=いつでもすぐに止まれるスピードが原則なのです。

スポーツバイクで徐行のスピードとは、ジョギング程度のスピード(6km/h~8km/h)です。

歩道は、あくまでも歩行者優先道路であることを忘れずに、スピードの出し過ぎに気を付けましょう。

 

では、車道を走るときの制限速度はどうかというと、ある警察の方に尋ねたのですが、その警察の方は分らないということでした。

いろんな情報を集め調べましたが、正直、厳密な答えは見つかりませんでした。

自動車と同じように道路標識に従えばよいものか、それとも原付バイクと同じで、最高速度は30km/hになるのか、分りません。

私はロードバイクを乗っていますが、ロードバイクの魅力は、風を切って走る爽快感です。登りは無理にしても、追い風の平地走行だと、難なく30km/hを超えます。下り坂なら、50km/hを超えることも珍しくありません。そのスピードの魅力こそ、ロードバイクの楽しみです。

一つだけ言えることは、前を走っている車や自転車が急に減速した時に、追突してしまうと、十分な車間距離をとっていないこと、

または、スピードオーバーが原因と言われてしまうので、そのことは、頭に入れて、車道でも安全運転を心がけましょう。

 

豆知識10 普通自転車

普通自転車とは、幅60cm以内、長さ190cm以内の自転車です。(細かいことを言うと、さらに原則はあります。)

スポーツバイクの多くは、輸入車のため、日本で決めている普通自転車に当てはまらないものがあります。

例えば、マウンテンバイクの多くは、ハンドル幅が60cmを超えています。

マウンテンバイクは、そもそも、オフロード用のバイクですので、当然といえば当然ですが、クロスバイクでも、ハンドル幅が60cmを超えているものもあります。

試しに、メジャーなどで、ご自分の自転車のハンドル幅を測ってみることをお勧めします。

ロードバイクは、40cm~44cmくらいですが、クロスバイクですと、60cmを超えるものも珍しくはありません

その理由は、日本で販売されているスポーツバイクのほとんどが輸入車だからです。

 

上の標識は、普通自転車も通行できるとされている歩道の標識です。

いずれにせよ、歩道を走る際には、事故を起こさないよう最善の注意を払って、気を付けて乗りましょう。

 

豆知識9 パンクしないためのコツ

自転車で一番多いトラブルはパンクです。

パンクの種類

リム打ちパンク

圧倒的に多いのが、リム打ちパンク。

その原因は、空気圧不足と走り方。

乗る前に適正な空気圧にすること

段差のあるところ、路面の悪いところでは、スピードを落とし、ゆっくり走ること

これで、パンクは激減します。

ちなみに、リム打ちパンクの場合、チューブの内側に、穴が2か所開くのが特徴です。


釘、ガラスの破片などによるパンク

運悪く、路面に落ちているガラスの破片や金属類を踏んでしますパンク。

多くはないですが、避けることができないのが現実です。
 
パンクしたチューブを新しいチューブに取り換えたとしても、タイヤの中に、パンクの原因になるものが残っていると、新しいチューブがまたパン

クします。

この場合は、タイヤに刺さっているものを取り除かなければなりません。


・タイヤの劣化によるパンク

  タイヤサイドの劣化によるパンク

タイヤサイドが割れたり、劣化すると紙やすりのようにざらざらな状態になります。

中のチューブがはみ出すことや、こすれて、傷つき、パンクするケースもあります。

タイヤとチューブは消耗品ですので、定期的に交換することをお勧めします。


・ブレーキシューによるパンク

最近、チューブレスタイヤが流行ってきています。

正しくは、チューブレスレディーですが、シーラントという液体を入れます。

それで、タイヤとリム面を密閉させることができます。

このチューブレスタイヤで、パンクされたお客さんがいました。

買って2週間も経っていない。

チューブがないので、リムうちでも、何か刺さったわけでもない。

考えられるのは、ブレーキシューがリムでなく、タイヤを押していたのではないか。

それが、原因と考えられます。

   正しいブレーキシューの位置

これですと、ブレーキをかけたとき、リム面を押さえ、止まります。

   タイヤに当たっているブレーキシュー

ブレーキをかける度に、タイヤ面が押され、リム面とタイヤに隙間ができたと考えられます。

ブレーキシューの位置を確認するとともに、タイヤの縦振れにも気を付けましょう。

自分でチューブ交換ができるようになったら、

パンクしたチューブの穴の位置やタイヤの状態を確かめ、

パンクの原因を確かめるようにすれば

パンクの頻度は、少なくなると思います

 

豆知識8 ハンガーノック

「 ツール・ド・フランス」というレースをご覧になったことはありますか?

1回のレースで、200km以上走り、7000KCalものカロリーを消費しています。

彼らは、レース途中の補給ポイントで、補給食を受け取り、走りながら、飲み食いしています。

食べているのは、バナナやゼリー、飲んでいるのはコーラだったりします。

自転車は、思っている以上にカロリーを消費しています。

エネルギーの補給が間に合わなければ、大変です。

私は、自販機も、コンビニもないところで、ハンガーノックになりました。

自転車から降り、押しながら、コンビニにようやくたどり着きました。

栄養ドリンクと補給用のゼリー、コーラを飲み、しばらく休みました。

30分くらいで、また、走り出し、無事、家に着きましたが、、、

これが、ハンガーノックというものかと、自覚した次第です。

お客様の中にも、ハンガーノックになって、自転車を乗ることができなくなったという話を聞きます。


豆知識7 自転車のネジ

下の写真は、ステムを上から見たものです。

拡大してみると、ネジの締め付けトルクが書かれています。

見えにくいのですが、「 4Nm MAX」です。

つまり、まだ、締まるのですが、

4Nmより強く締めないでくださいという意味です。

もし、それ以上強く締めてしまうと、ヘッドのベヤリングをつぶしてしまい、ハンドルの操作がスムーズでなくなる危険性が高まります

      規定トルクはMAX4Nm

     規定トルクは2Nm

下の写真には、小さいプラスネジが見えます

実は、このネジのように小さいネジほど、外すとき、なめやすく、外しにくいです。

まして、錆びたりしていると、ネジ山をなめてしまう可能性大です。

私は、こういう小さいネジで、何度もネジ山をなめてしまい、失敗をたくさんしました。

そのため、こういう小さいネジを回すときは、潤滑効果の高いものを注油し、しばらく時間をおきます。

それと、回す力より、押す力を強めにするとなめにくいです。

自転車ネジの多くは、4mmか5mmの六角レンチがほとんどです。

私の経験上、4mmだと4Nm~6Nmくらい

      5mmだと6Nm~8Nmくらい

のトルクで締めることが多いです。(パーツには、メーカーが規定するトルクが書かれています。)

また、カーボンのハンドルやステム、シートピラーは、特に、締めすぎに注意してください。

小さいネジほど、小さいトルクですので、くれぐれも慎重に作業するよう、気を付けてください。


あと、自転車ネジには、ペダルの左やBBのように、正ネジではなく、逆ネジになっている部分もあります。緩めているつもりで、逆に締めていた

なんてことになったら、それはそれで外すのが大変になります。

どうか、自転車ネジの取り扱いには、くれぐれもご注意ください。


豆知識6 真っ直ぐ走るのには、白線の上を走る練習をすればいいですよ。

初めて車道の左側を走るとき、怖いなと思ったことはありませんか?

真っ直ぐ自転車で走るのは、意外と難しいものです。

真っ直ぐ走れるようになると、車道は怖くなくなります。

できるだけ、トラックや自動車などが少ない道で、白線の上を走る練習をしてみてください。

 

豆知識5 後輪を真っ直ぐ入れるには、サドルの上に体重をかけるといいですよ

後輪のキャリパーブレーキが曲がっているのではなく、後輪がセンターにきちんと出ていないことが多いです。

後輪を真っ直ぐに入れるには、後輪をはめるとき、サドルに体重をかけてみてください。

ちょっとしたことですが、これで、後輪は真っ直ぐにはまります。

 

 

豆知識4 ディスクブレーキの時代へ


最近のカタログを見ると、プロが乗るような高級車からミドルグレード、そして、何と入門用まで幅広くディスクブレーキが採用されています。

それだけ、ディスクブレーキには、良さがあると言えます。

まずは、ブレーキングのタッチが軽いので、楽です。力のない女性には特に向いていると思っています。

ブレーキを多用する下りが多い道では、特に、助かります。

さらに、雨などの悪天候でもブレーキ性能は今までのVブレーキより性能が高く、安全です。 

長時間、ブレーキを多用しても、最近のカーボンホイールにも安心して使えます。

また、タイヤの幅も太めでも乗れるので、選択肢が広がりました。

マイナス面は、少し重量が増えること、それにメンテナンスには、専門的な知識と技術が必要なことでしょうか。

一度、あの軽いタッチのブレーキを知ったら、あなたも後戻りできなくなるかもしれませんよ。

豆知識3 タイヤの種類



クリンチャーとは、タイヤの中にチューブが入っているタイプ。今でも一番普及しているのはクリンチャーです。パンクした時には、中のチューブを交換します。メリットは、一番普及しているので、タイヤの選択肢が多く、リーズナブルな物からハイグレードのレース用まで用意されていることです。

チューブラーとは、タイヤとチューブが一体になっているタイプ。ホイールには、専用のり、または、両面テープで接着します。パンクした時には、予備のタイヤを取り合えずはめて、空気を入れれば、ゆっくりなら走行可能です。メリットは、比較的、チューブラーホイールは軽量が多く、坂道に有利です。

チューブレスとは、タイヤのみで、自動車のように、中にチューブが入っていません。パンクしにくいですが、初心者が、チューブレスタイヤをホイールにはめるのは、かなり大変です。

そこで、最近流行なのが、チューブレスレディ(UST)と呼ばれるタイヤです。このタイヤ、とにかく、ホイールにはめやすいのが長所です。パンクしても、小さい穴程度でタイヤをカットしなければ、急に空気がぬけることはなく、中にチューブを入れて走行することができます。シーラントという液体をタイヤの中に入れ、タイヤとホイールのリム面の空気漏れを防ぐというものです。MAVICでは、特にUSTが人気です。



(NEW)豆知識2 ダブルレバーってご存知ですか?

下の写真のように、ダウンチューブの途中に、左右のレバーが付いています。2つなので、これをダブルレバーと言います。
現在は、デュアルコントロールレバーが主流なので、あまり見かけることはありませんが、昔の自転車、特に、クロモリが全盛期の頃は、プロ選手もレースで使用してました。

今回、お客様の要望で、デュアルコントロールレバーからダブルレバーにするということで、その作業をしました。10速なので、ダイアコンペを使用。ちなみに、このダブルレバーは、8速~10速まで対応のフリクションタイプです。

ダブルレバーには、シマノDURA-ACEのダブルレバーのように、一段ずつ、カチッ、カチッと変速するノンフリクションの2つのタイプがあります。

デュアルコントロールレバーみたいに、ノンフリクションタイプは、1段ずつ変速するタイプで、フリクションタイプは、変速を自分の手加減一つで変えられるという違いがあります。

私がずっと愛用し、乗り続けているクロモリも、フリクションタイプのダブルレバーです。

その長所は、変速が自由自在に、自分の手加減一つで、変えられること、短所は、フロントの変速は、坂道の途中だと、なかなかインナーに落ちにくいことでしょうか。
私は、電動コンポの良さも分りますが、このフリクションタイプのダブルレバーは、まるで、マニュアルタイプの自動車を運転している感覚と言えるでしょうか。

このダウンチューブに付いているのがダブルレバーです。右側がリアの変速、左側がフロントの変速です。
両方のレバーとも、手前に引くと、小さい歯から大きい歯に変わります。 

ハンドル周りもブレーキワイヤーだけとなり、とてもすっきりしました。



(NEW)豆知識11 FDのワイヤー調整方法(FD-R9100 FD-R8000 FD-R7000 FD5801) 

シマノDURA-ACE 、URTEGRA、 105のフロントディレーラー、R9100、R8000,R7000、5801をご使用の方への豆知識です。コンポをグレードアップ
しようと考えている方にも役立つかもしれません。それは、ワイヤー(ケーブル)の適正な張り具合を調整する方法です。
まず、下の説明書がシマノのディーラーマニュアルです。たぶん、これをご覧いただいても、難しくて分かりにくいと思いますので、1枚ずつ写真を使って説明します。 

「シマノディーラーマニュアルの一部です」必ずしも、マニュアル通りにいかない場合もあります。
そこで、経験上、分かりやすく図を示して説明します。

TAKUYAPAPAのSCOTTのFDをR7000にし、調整したばかりですので、その写真を使います。
まずは、フロントのギヤをアウター、リアをトップ、アウター×トップの状態にしてください。
この状態で、チェーンがディレーラーに擦れているようであれば、ワイヤーが伸びている可能性が大きいです。
まずは、そのまま、引き続き、お読みください。

 

下の写真の赤丸の中に線が上と下に2本見えますでしょうか?これが、適正なアウタートップの時です。
上の線が、下の線より、ちょっとだけ左側にずれてます。ほんのちょっとだけですよ。自分の自転車でも確認してみてください。

 

では、次に進みます。後ろギヤをローにして、アウター×ローの状態にしてください。
ここで、チェーンがディレーラーのプレートに当たるのを防ぐために、トリムをします。
トリムとは、変速レバーをちょっと、軽く内側にタッチすることです。
そうすると、FDが、ちょっとだけ(1mmくらい)内側に動き、チェーンがディレーラーに当たらなくなります。
この時の適正なワイヤーの張りが、下の状態です。
さっきは、ほんの少しずれていた上と下の線が一直線になっています。ご自分の自転車でも試してみてください。

 

 

どうでしたか?自分の自転車が上の写真と同じであれば、調整はいりません。
もし、ずれていれば、今から調整方法を示しますので、やってみてください。

まず、フロントギヤをインナーに落とします。後ろはどのギヤでもかまいません。 
下の写真がフロントをインナーに落としたときのものです。
さっき、そろっていた上と下の線は、大きくずれ、上の線が、かなり右側にきています。たぶん、皆さんの自転車もそうなっていると思います。
ここから、ワイヤーの張りを調整しますが、ワイヤーの張りを調整するときは、このように、フロントギヤを必ずインナーに落としてからにしてください。

 

 

では、ここから、ワイヤーの張りの調整作業です。

下の赤丸で示したボルトが、ワイヤーの張りを調整できるところです。
そこを、2mmのアーレンキーで、時計回りに少しずつ回し、ワイヤーを張っていきます。(緩めるときには、反時計回りです)1度に、何回転も回さずに、少しずつにしてください。やってみてください。
そしたら、フロントギヤをアウター、リアをトップにして、アウター×トップにして、クランクを回し、チェーンがディレーラーに当たらなくなればOKです。

次に、同様に、フロントアウター、リアインナーにします。アウター×ローにしてください。そこで、チェーンがディレーラーに擦れると思いますので、トリムをします。FDが少しだけ内側に動き、チェーンがディレーラーに当たらなくなります。
その時に、上の線と下の線が一直線になっていれば、OKということになります。

まだ、そこまでいかない場合は、同じように、作業を繰り返してください。

 

FDにワイヤーを調整できるアジャスタボルトが付いていない以前のFDをお使いの方は、下のようなアジャスターが付いていると思いますので、そちらを回しても、フロントワイヤーの張り調整はできます。
TAKUYAPAPAの自転車には、このようにアジャスターもついていますので、どちらで試してもできますので、ぜひ、ご活用ください。
くれぐれも、ワイヤーの張り調整をするときは、フロントギヤを必ずインナーギヤに落としてから試してください。

  

以上で、説明は終了です。出来るだけ、簡略化してますが、もっと詳しく知りたい方や、よくわからない方は、直接、kozoまで。
喜んで、対応いたします。

豆知識を教えてくださる方は、こちらから情報をお寄せください。